趣味手芸のはずが。

ステッチide´es vol.5―クラフト・cafe´ sister (Heart Warming Life Series)

仕事場近くの本屋では売っていなかったのでやっと手に入れました。
ちくちくと刺繍ですよ。
落書きバッグをつくろうとおもって図案を生地に写して刺していたのですが　久々の刺繍のせいなのか　指に針をプスプス刺してしまいます。
手芸が趣味の私のはずなのに失態続きです。
この本では白い生地に刺してある図案なのですが　私はデニム地にさしているので本の通りの糸の色では刺繍が見えないんだということに気付き　いちいち色を考えるのが面倒くさそうです。
しかも本で見るとかわいいのに　私が刺すとかわいくないのです。
夕べは刺繍のせいでマニキュアを塗り替えるのを忘れ　今日は汚い爪のまま出勤しなければなりません。
今日はまた嫌な上司がうちの店にきているはずなので　帰宅後は数日前のようなムシャクシャイライラした気分になっていそうで　刺繍が進まない予感がします。
その上司がいなかった二日くらいの間にみんなが口々に彼女に対する不平不満を口にし始め「自分だけじゃなかったんだ」と少し嬉しくなったのですけれど　彼女に一番キツく当たられているのはダントツで私のようなので　今日からまたガミガミと言われるのかと思うと出勤意欲がなくなります。
普段　嫌なことがあっても「穏やかに　穏やかに」と自分に言い聞かせているのですが　彼女と接すると「穏やかに」と思えるだけの余裕がなくなり　結局一日中悶々とすることになるのです。
それはそれで彼女は凄いパワーを持っているのだとはおもうのですが　そのパワーは自分の中だけにとどめておいてほしいものです。
彼女のいない日に知ったのですが　他店の社員にも嫌がられており泣かされた人も結構いるのだというのです。
どうりで私がブスッとしていると励ましてくれる人が多かったわけだ。
どうか今日は「穏やかに」と自分に言い聞かせるだけの余裕が私に生まれますように。