カマキリ。

昨日だったか一昨日だったか 仕事場の倉庫にあるカゴ車とカゴ車の間にカマキリの腰から下が挟まれていた。
一台のカゴ車をどけて カマキリをポテッと下に落とすことは可能だったのだけど 
「カゴ車から解放されたら自然治癒力によってグチャグチャの下半身が治るかもしれない」
「ここまで下半身をグチャグチャにされて自由の身になってもじわじわ死んでいくのを待つのは辛いかもしれない」
「今カゴ車に挟まれている時点でもう意識がないくらい死が近づいているかもしれないから このままにしておいたほうがいいのかもしれない」
短時間でいろいろ考えて結局そのまま放置してきてしまいました。
私はどうすればよかったのだろう。
せめてあのカマキリに意識がなくなっていたことを願います。
もし意識があったのだとすれば 解放して私が足で一気に踏みつぶすというのが一番よかったのかしら。
一思いに殺してやったわ、って。