自分用の男

一晩眠っても 昨日読んだ「いくつもの週末/江國香織」の余韻をひきずってしまっていて 何故だか元気が出ません。
しかも今日は家に実のパパンがやってきます。
無職になって一ヶ月くらい経ちますが(私が) 一向に仕事を探す気がない私を見てきっと文句を言うのでしょう。
今から鬱です。

で、「いくつもの週末」なのですが 普通エッセイ調の作品なんてサクサクっと読めるはずなのに(あまり読まないけど) そしてそんなにひきずるはずないのに なんで今日まで持ち越してしまっているのでしょうか。
今のわたし用の男は私より6歳年上(誕生日の関係で今現在は7歳年上)で 今は私に「会いたい会いたい」と喚いていますけど 実際結婚してしまったら「私に会いたいから帰ってくる」のではなく「自分が帰った家にもれなく私がいる」という状態になってしまうのかしら。
それ以前に 30過ぎの男がそんなアホみたいに私に会いたい会いたいというなんて それそのものが嘘なんじゃないかしら などいらぬことばかり考えます。
読みながら泣くことがわかっているのに江國作品を読んでしまう私が一番アホなんでしょう。